「あなたへ」、「地球へ」~「To U」について~
今日も日本語で日記を書いておきましょう。なぜなら、僕の前のBank Bandの「To U」の感想に書き込みがあったからです。それに、かなりまじめに答えようと思います。
こんにちわ。これを言ったら断られるかもしれませんが私はある小学校の児童会役員です。私たちは、今度の行事のテーマソングを探していました、そこでこの曲を見つけました。そして今、「to u」のUの意味はなんだろう?と、役員のみんなで考えていますが、全然わかりません。そこで、皆さんにも考えてもらいたいと思ってます。宿題を手伝ってもらってるのとかわりはないのですが、お願いします。
うーん、なんてよい小学校なのだろう。僕もこういう小学校に入学したかったw そしたら、もっとまともな人間になったでしょう。小学生でありながら、なかなかきれいな日本語を書きますね。できるかぎり難しい言葉を使わないようにまじめに答えようと思います。
「To U」の「U」とは何か。ぶっちゃけていうと、「U」とは、「Universe」と「You」を二つ掛け合わせたものです。これは僕の解釈といいたいところですが、なんと公式ホームページに公表されているのです(はず)。つまり、この曲は、「あなたへ」、そして、「地球へ」と想いをつづった歌なのです。
これで終わりでは味気ないので、もう少しだけ話を膨らましょう。
議論がそれるようですが、議論を掘り下げるため、少し脱線をしましょう。
昨日、「Fight Club」という映画をみました。これは、Edward Nortonという僕の大好きな俳優と、Brad Pittが競演している素晴らしい作品です。この映画を見終わった直後、僕はこう思いました。
「この世の中、すこしおかしいぞ」
と。
たとえば、あなたは当然、イラク戦争があったことを知っていますよね?そして、今、地球の裏側で次々と人が死んでいる。このことも知っているわけです。
じゃあ、僕らはなぜこういう事実を知っているか。それは、たとえば、新聞を読んだから。あるいは、テレビのニュースを見たから。いづれの手段を使ったにせよ、あなたは、何らかの方法、道具を使って、この情報をキャッチしたはずです。
でも、
「本当なの??」
っておもったりしません?
たとえば、アメリカがイラクに空爆を仕掛けたとき、あなたは家族と一緒に食事を楽しみながら、ニュースをみて、「ああ、イラクは大変だなぁ」とおもったかもしれない。
ただ、待ってください。あなたは、家族と一緒に食事を楽しんでいるのですよ。仕事で疲れて帰ってきたお父さん。それを待っているお母さん。優秀な妹。そして猫(お、僕の家のケースだw)。そこはすごく暖かく、すごく「日常的」。
地球の裏側で、どこかの国が、どこかの国に大きな爆弾を落としている。息子をなくして泣き叫ぶ母親。妻を守るために、戦いを選択する父親。食べるものがなく飢える子供たち。これは、「事実」であり、「今」も続いているのです。
ここで、当たり前のことを聞くけど、「命」って尊いよね?SMAPは、「命は大切だ」と歌い、人々はそれに感動して、CDをかう。道徳の時間には、「人は平等で、いろいろな意見を持っている。だから、尊重しなくちゃ」って、習うよね? そして、多くの日本人は、同意してくれるよね?
なのに、なんで僕らはイラク戦争に対して何もしないのだろう?彼女に振られたとか、テストの点が悪いとか、そんな「どうでもいいこと」にこだわっているのだろう?そんな風に思ったりするのは、僕だけでしょうか?
このことは、きみに(君が本当に小学生ならば)真剣に考えてもらいたいのですが、ここはひとつ、思い切って僕の意見を言ってみましょう。
それは、「イラク戦争」というニュースに、「感触」がないからです。それでは、感触とは何か?
たとえば、猫を抱いたとしましょう。すると、肌で感じられる暖かさ。あるいは、その暖かさから感じられる愛おしさ。きっとあなたはこの感触に覚えがあるはずです。
たとえば、小さいころに、そして、どうしょもなく不安なとき、母親に抱きしめてもらったことから来る、なんともいえない「安心感」。そういった「何か」を僕らは持っているはず。持っているに違いない。
僕らが得る「学び」ひとつひとつが、こういった「感触」があれば、それはよいのですが、残念ながら今の社会はそうなっていない。あなたは、織田信長が本当に存在したのかわからないけれど、社会の教科書が、「存在したんだ」と言い張るから、覚えないといけない。今の首相は、安倍さんだけれども、僕は会ったこともないし、話したこともない。ただ、彼が日本を仕切っているらしい。
こういったひとつひとつの「感触」のない情報たち。こういうものを僕らはいつだかわからないけど、受け入れてしまって、そのリアリティーのなさに、飽き飽きしちゃっている。たしかに、イラク戦争が起こって人は死んでいる。でも、それは、「感触」のない情報に過ぎない。僕らはきっと、イラク戦争という世紀の大イベントを、こういった形でみているのです。
たとえば、僕はすごく映画が好き。たとえば、タイタニックを見たとき。それは、すごく感動するよね?一人の男が、命をかけて愛する女性を守る。僕は、こういう映画をみたあと、「できれば僕もこうなりたい」と強くおもったりする。でも、朝起きてみて、テレビをつけてみれば、どこかの有名人は不倫はするし、僕は相変わらずモテないし。いつの間にか、「タイタニック」をみたあとの感動なんかすっかりわすれちゃって、「いつもの自分」に戻っている。
皆さん、こういったことに見覚えがないですか?
「Fight Club」という映画は、こういった僕らの生活に疑問符を投げているのです。僕らは殴ったり、殴られたりしてはいけないって教えられる。もちろん、それはいけないことなのだけれども、そういったことから僕たちが感じられる「何か」ってないんだろう?それは、「感触」があるモノとつながっていないんだろう?
「Fight Club」には、こういうシーンがあります。ブラッドピットが、あるアジア系の学生に銃を突きつけて、
「お前が本当にしたいことは何か?」
と聞く。アジア系の男は、「獣医になりたい」と答えます。そして、ブラッドピットは、
「もし、お前がそのことを達成するために切磋琢磨しなければ、オレがお前を殺す。お前がどこに住んでいるのかは知っているんだぞ」
と、いうのです。そして、ブラッドピットか、逃げるアジア系の男を背にして、こういうのです。
「これであの男の生活は良くなる」
と。
小学生の君が読んでいるかもしれないのに、残酷なことをいうのだけれども、君はいつか死ぬのです。そして、それは僕も同じで、誰もが同じ。いくら「嫌だ」と言っても避けられないのです。
僕は大好きなフレーズがあって、それは、
「毎日、『これが僕にとって最後の日なんだ』とおもって、あなたが生活するとすれば、それはいつか確実に現実となる」
といった感じですでしょうか。これは、まるでコロンブスの卵みたいだけれども、ひとつの真実なのです。
そして、僕たちは、こんな単純な事実さえも忘れて日々の生活を生きているのです。学校の先生はこういう大切なことを教えないで、小数点が3だら、3.14だら、本当にどうでもいいことばっかり教えている。本当に飽き飽きしちゃうよね?
じゃあ、どうすればいいんだろう?
それに対して、僕はこうまじめに答えたいのです。
「感じるしかない」
と(注:ここは笑うところではありません)。そして、僕がミスチルの桜井さんを尊敬していて、「To U」という曲が大好きなのは、桜井さんと僕はこういった「同じ感覚」でつながっていると僕は思うからです。
桜井さんは、「To U」を聞いて、泣ける人に語りかけている。桜井さんは、「To U」という曲を心地よい曲にメッセージをこめて語りかけている(どんなメッセージかはすでにながながと書いたので、省略しますね)。
そして、僕は思うのです。そういって得た「モノ」というのは、きっと「感触」があるのです。それは、灰色だった風景画に、一つ一つの色を自分自身で塗っていく感じ。周りの霧が蒸発して、空が晴れてくる感じ。
イラク戦争に限らず、世界ではいろいろな問題がおきています。桜井さんが言うように、毎日のように人が飢えて死んでいるのです。僕らはこのことを知っている。でも、それを解決するために体を動かそうとおもうと、それは、難しい(もちろん、できる人もいるけれど)。
僕らができることといえば、たとえば、「To U」をききながら、「世界中に広がる貧困」という色のない絵画に、一つ一つの色を塗っていく。大切な事実を自分の中に自分の納得のいく形で消化していくしかない。そういったことしかできないと僕は思うのです。
そうそう、僕の大好きな歌手に奥華子さんという歌手がいるのだけれども、彼女は中学生のファンに誘われて、中学校に行き、一緒に歌を歌ったようです。僕は、彼女のように桜井さんも君の学校に行き(当然、Salyuもつれて)、いっしょに「To U」を合唱してくれることを望むけれど、それはちょっと難しいと思う(小学生の君が手紙を送って頼めば、もしかしたら叶うかもしれないけれど)。
ただ、こういった曲を友達とともに歌い、何かを感じる。それは、若くて、頭が柔らかいときに学ぶべきことなんだと思います(算数や数学なんて大学に入ってからでもOKです。本は読んどいたほうがよいかも)。このような書き込みがあったことに心からうれしく感じます。
こんにちわ。これを言ったら断られるかもしれませんが私はある小学校の児童会役員です。私たちは、今度の行事のテーマソングを探していました、そこでこの曲を見つけました。そして今、「to u」のUの意味はなんだろう?と、役員のみんなで考えていますが、全然わかりません。そこで、皆さんにも考えてもらいたいと思ってます。宿題を手伝ってもらってるのとかわりはないのですが、お願いします。
うーん、なんてよい小学校なのだろう。僕もこういう小学校に入学したかったw そしたら、もっとまともな人間になったでしょう。小学生でありながら、なかなかきれいな日本語を書きますね。できるかぎり難しい言葉を使わないようにまじめに答えようと思います。
「To U」の「U」とは何か。ぶっちゃけていうと、「U」とは、「Universe」と「You」を二つ掛け合わせたものです。これは僕の解釈といいたいところですが、なんと公式ホームページに公表されているのです(はず)。つまり、この曲は、「あなたへ」、そして、「地球へ」と想いをつづった歌なのです。
これで終わりでは味気ないので、もう少しだけ話を膨らましょう。
議論がそれるようですが、議論を掘り下げるため、少し脱線をしましょう。
昨日、「Fight Club」という映画をみました。これは、Edward Nortonという僕の大好きな俳優と、Brad Pittが競演している素晴らしい作品です。この映画を見終わった直後、僕はこう思いました。
「この世の中、すこしおかしいぞ」
と。
たとえば、あなたは当然、イラク戦争があったことを知っていますよね?そして、今、地球の裏側で次々と人が死んでいる。このことも知っているわけです。
じゃあ、僕らはなぜこういう事実を知っているか。それは、たとえば、新聞を読んだから。あるいは、テレビのニュースを見たから。いづれの手段を使ったにせよ、あなたは、何らかの方法、道具を使って、この情報をキャッチしたはずです。
でも、
「本当なの??」
っておもったりしません?
たとえば、アメリカがイラクに空爆を仕掛けたとき、あなたは家族と一緒に食事を楽しみながら、ニュースをみて、「ああ、イラクは大変だなぁ」とおもったかもしれない。
ただ、待ってください。あなたは、家族と一緒に食事を楽しんでいるのですよ。仕事で疲れて帰ってきたお父さん。それを待っているお母さん。優秀な妹。そして猫(お、僕の家のケースだw)。そこはすごく暖かく、すごく「日常的」。
地球の裏側で、どこかの国が、どこかの国に大きな爆弾を落としている。息子をなくして泣き叫ぶ母親。妻を守るために、戦いを選択する父親。食べるものがなく飢える子供たち。これは、「事実」であり、「今」も続いているのです。
ここで、当たり前のことを聞くけど、「命」って尊いよね?SMAPは、「命は大切だ」と歌い、人々はそれに感動して、CDをかう。道徳の時間には、「人は平等で、いろいろな意見を持っている。だから、尊重しなくちゃ」って、習うよね? そして、多くの日本人は、同意してくれるよね?
なのに、なんで僕らはイラク戦争に対して何もしないのだろう?彼女に振られたとか、テストの点が悪いとか、そんな「どうでもいいこと」にこだわっているのだろう?そんな風に思ったりするのは、僕だけでしょうか?
このことは、きみに(君が本当に小学生ならば)真剣に考えてもらいたいのですが、ここはひとつ、思い切って僕の意見を言ってみましょう。
それは、「イラク戦争」というニュースに、「感触」がないからです。それでは、感触とは何か?
たとえば、猫を抱いたとしましょう。すると、肌で感じられる暖かさ。あるいは、その暖かさから感じられる愛おしさ。きっとあなたはこの感触に覚えがあるはずです。
たとえば、小さいころに、そして、どうしょもなく不安なとき、母親に抱きしめてもらったことから来る、なんともいえない「安心感」。そういった「何か」を僕らは持っているはず。持っているに違いない。
僕らが得る「学び」ひとつひとつが、こういった「感触」があれば、それはよいのですが、残念ながら今の社会はそうなっていない。あなたは、織田信長が本当に存在したのかわからないけれど、社会の教科書が、「存在したんだ」と言い張るから、覚えないといけない。今の首相は、安倍さんだけれども、僕は会ったこともないし、話したこともない。ただ、彼が日本を仕切っているらしい。
こういったひとつひとつの「感触」のない情報たち。こういうものを僕らはいつだかわからないけど、受け入れてしまって、そのリアリティーのなさに、飽き飽きしちゃっている。たしかに、イラク戦争が起こって人は死んでいる。でも、それは、「感触」のない情報に過ぎない。僕らはきっと、イラク戦争という世紀の大イベントを、こういった形でみているのです。
たとえば、僕はすごく映画が好き。たとえば、タイタニックを見たとき。それは、すごく感動するよね?一人の男が、命をかけて愛する女性を守る。僕は、こういう映画をみたあと、「できれば僕もこうなりたい」と強くおもったりする。でも、朝起きてみて、テレビをつけてみれば、どこかの有名人は不倫はするし、僕は相変わらずモテないし。いつの間にか、「タイタニック」をみたあとの感動なんかすっかりわすれちゃって、「いつもの自分」に戻っている。
皆さん、こういったことに見覚えがないですか?
「Fight Club」という映画は、こういった僕らの生活に疑問符を投げているのです。僕らは殴ったり、殴られたりしてはいけないって教えられる。もちろん、それはいけないことなのだけれども、そういったことから僕たちが感じられる「何か」ってないんだろう?それは、「感触」があるモノとつながっていないんだろう?
「Fight Club」には、こういうシーンがあります。ブラッドピットが、あるアジア系の学生に銃を突きつけて、
「お前が本当にしたいことは何か?」
と聞く。アジア系の男は、「獣医になりたい」と答えます。そして、ブラッドピットは、
「もし、お前がそのことを達成するために切磋琢磨しなければ、オレがお前を殺す。お前がどこに住んでいるのかは知っているんだぞ」
と、いうのです。そして、ブラッドピットか、逃げるアジア系の男を背にして、こういうのです。
「これであの男の生活は良くなる」
と。
小学生の君が読んでいるかもしれないのに、残酷なことをいうのだけれども、君はいつか死ぬのです。そして、それは僕も同じで、誰もが同じ。いくら「嫌だ」と言っても避けられないのです。
僕は大好きなフレーズがあって、それは、
「毎日、『これが僕にとって最後の日なんだ』とおもって、あなたが生活するとすれば、それはいつか確実に現実となる」
といった感じですでしょうか。これは、まるでコロンブスの卵みたいだけれども、ひとつの真実なのです。
そして、僕たちは、こんな単純な事実さえも忘れて日々の生活を生きているのです。学校の先生はこういう大切なことを教えないで、小数点が3だら、3.14だら、本当にどうでもいいことばっかり教えている。本当に飽き飽きしちゃうよね?
じゃあ、どうすればいいんだろう?
それに対して、僕はこうまじめに答えたいのです。
「感じるしかない」
と(注:ここは笑うところではありません)。そして、僕がミスチルの桜井さんを尊敬していて、「To U」という曲が大好きなのは、桜井さんと僕はこういった「同じ感覚」でつながっていると僕は思うからです。
桜井さんは、「To U」を聞いて、泣ける人に語りかけている。桜井さんは、「To U」という曲を心地よい曲にメッセージをこめて語りかけている(どんなメッセージかはすでにながながと書いたので、省略しますね)。
そして、僕は思うのです。そういって得た「モノ」というのは、きっと「感触」があるのです。それは、灰色だった風景画に、一つ一つの色を自分自身で塗っていく感じ。周りの霧が蒸発して、空が晴れてくる感じ。
イラク戦争に限らず、世界ではいろいろな問題がおきています。桜井さんが言うように、毎日のように人が飢えて死んでいるのです。僕らはこのことを知っている。でも、それを解決するために体を動かそうとおもうと、それは、難しい(もちろん、できる人もいるけれど)。
僕らができることといえば、たとえば、「To U」をききながら、「世界中に広がる貧困」という色のない絵画に、一つ一つの色を塗っていく。大切な事実を自分の中に自分の納得のいく形で消化していくしかない。そういったことしかできないと僕は思うのです。
そうそう、僕の大好きな歌手に奥華子さんという歌手がいるのだけれども、彼女は中学生のファンに誘われて、中学校に行き、一緒に歌を歌ったようです。僕は、彼女のように桜井さんも君の学校に行き(当然、Salyuもつれて)、いっしょに「To U」を合唱してくれることを望むけれど、それはちょっと難しいと思う(小学生の君が手紙を送って頼めば、もしかしたら叶うかもしれないけれど)。
ただ、こういった曲を友達とともに歌い、何かを感じる。それは、若くて、頭が柔らかいときに学ぶべきことなんだと思います(算数や数学なんて大学に入ってからでもOKです。本は読んどいたほうがよいかも)。このような書き込みがあったことに心からうれしく感じます。

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